
ソニービルでは、東京都が推進する公立小中学校の校庭の芝生化事業について「東京芝生応援団」に参加しています。今回は、その東京芝生応援団の結団式をレポート頂きました。

目の前に、ふっかふかの緑のクッションが広がっていたら、まっしぐらに走りたくなりませんか?
じゃあどこか草原が広がるところへ、電車に乗って・・・
「そんなことをしなくても、僕の学校の校庭は緑の芝生が広がっているから大丈夫だよ!」
きっと東京の学校に通うこども達は、誇らしげにそう言ってくれますよ!
なぜなら今「東京芝生応援団」が、こども達がチャイムとともに校庭に飛び出していけるように、と校庭の芝生化に奮闘しているからです!



東京を緑が広がる街にするため、東京都は「緑の東京10年プロジェクト」を推進中!
その事業のひとつが、この校庭の芝生化プロジェクト。
そしてこども達のキラキラした笑顔のためにと立ち上がったのが、(財)日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎さんをリーダーに、ソニービルをはじめとする企業や団体で構成される「東京芝生応援団」なのです。
校庭に芝生を植える、それは大地に命をよみがえらせるということ。その命は、都市に溜まる熱を吸収することによって、ヒートアイランド現象を和らげてくれる。また、その命の成長とともに、こども達も太陽の恵みを浴びてのびのびと伸びていく。ソニービルは、そのような恵み溢れた取り組みのお手伝いが出来たらと思いました。もちろん命を育てるというのは簡単なことではないし、学校の経済力も必要となってくるので、寄付金という形でお手伝いすることもできました。でもソニービルは成長するこども達の姿を見守っていきたいと考え、校庭の芝生化はソニービルの活動を見に来てくれるみなさんの励ましによっても推進されるんだよ、という想いも込めて、ソニービル来館者100万人達成ごとに芝生化に必要な種、肥料、砂などを1000m2分、学校に提供することにしました。
つまり、ソニービルに訪れるだけで、未来を担うこども達の笑顔を増やし、また未来の自然環境に貢献することが出来るのです!その結果、記念すべき第一校目として、葛飾区立金町小学校に肥料やメンテナンス器具などを提供。
そして二校目には墨田区立柳島小学校への協力を果たしました。これからも、皆さんのソニービルへの一歩が東京芝生応援団の力となっていくことでしょう!
そんな「校庭を芝生に!」というたくさんの願いを団結させるために東京都庁において「東京芝生フォーラム2008」と結団式が開催されました。

「さっそく行ってみよう!確か都庁の石畳の広場でイベントが開催されるはず・・・あれれ!石畳が緑の芝生に大変身しているぞ!」
わしゃ、わしゃ、一歩ずつ足を踏み出していくと、うれしそうに芝生をなでる風につられて、空を見上げてみる。そこに立っているだけで、自然にありがとうって伝えたくなる。芝生は人と空をつないでくれる友達になってくれました!

さて、いよいよ「東京芝生応援団」の結団式が開催されます!
まず初めに主催者である東京都副都知事の菅原さんが「東京に緑が増えることによって都市環境の改善に繋がる、頑張りましょう。」と挨拶をされました。
「校庭を芝生にすることで、こども達が自然を大切に扱うようになる。」
「地域が一丸となっての芝生管理がネットワークを作り出す。」
次々に芝生化の重要性を表明する方たち。そのスーツでバシッときめた方たちの顔が、どこか無邪気な少年の顔に見えてしまうのは、小さい頃に夢見た芝生の校庭の実現に胸躍らせているからかもしれません!
その中でも、人一倍芝生化に目を輝かせていたのが応援団長の川淵さん!長年の芝生への想いをユーモアのセンスと共に語って下さいました。
「サッカーを通して芝生の大切さを感じてから15年間持ち続けた校庭の芝生化への願いが今、動き出そうとしている。」
以前ドイツにあるスポーツ学校を訪れた際、敷地のほとんどが一年中枯れることの無い、そして時々リスやウサギが挨拶に来てくれる美しい芝生のフィールドが広がっていたそうです。
そんな頃、川淵さんが偶然目にしたのは、青々とした芝生が広がる鹿児島県の池田小学校の校庭!その芝生の校庭は学校と地域が28年かけて苗を植えてつくり上げた、まさに「協力」という名の賜物でした。そんな、芝生を友達として思い、一生懸命育てたこども達。芝生を育てるその秘訣を「芝生は生きているから、毎日話しかけてあげるんだよ!」と語ってくれたのだそう。
「サッカーは関係ない!みんながのびのびと遊ぶことが出来たら、それでいいんだ!それがこども達の成長にも、自然への思いやりにも繋がっているんだ。」という想いを私たちにぶつけて下さった川淵さんの夢は、飛行機から見える日本の景色が緑色になること。そんな素敵な夢、叶わないはずがないって私は思います!

結団式後、再び都庁前に広がる1000m2の芝生の広場へ。そこにはミニサッカーゲームを楽しむこども達の姿。
その姿を見て、走りたくてウズウズしていた私は、サッカーゲームに参加していた子たちが作った新聞紙のサッカーボールを片手に「一緒に遊ぼうよ!」とこども達を誘い、芝の葉だらけになりながらボールを追いかけました!
キャッキャと遊ぶ子供達のくしゃくしゃな笑顔。このたくさんの笑顔は芝生という友達がもたらしてくれた宝物!自然も人間も、みんな生きて繋がっていると感じられる芝生の校庭を、ソニービルと一緒に広げていきましょ!

山下結穂(やました ゆうほ)
1984年11月11日生まれ、兵庫県出身。
10代の頃から環境問題に興味を持ち、鹿害から森を守る植林活動などにも参加した経験がある。
現在は早稲田大学国際教養学部で学ぶかたわらNHK「ドイツ語会話」に出演中。
ソニーマガジンズの雑誌「リンカラン」Webにて連載中。
資格:環境社会検定(エコ検定)、英検準一級